相撲の映像使用巡りテレ朝が謝罪 制作会社AD、協会の書類偽造 

テレビ朝日本社=2013年3月

 テレビ朝日は29日、日本相撲協会の許諾が必要な映像使用を巡り、情報番組「ワイド!スクランブル」の制作会社スタッフが承認書類の偽造などをしたと発表した。テレ朝は同日までに相撲協会に謝罪し、報道局次長兼情報センター長と報道局情報センターCP(番組チーフプロデューサー)を減給1カ月の懲戒処分とした。

 テレ朝によると、書類を偽造したのは、制作会社の30代の男性アシスタントディレクター(AD)。17日の放送に向け、番組で保管していた相撲協会の決裁印が入った過去の承認書類を、日付や放送日を書き換えて偽造。結果的に映像は放送されなかった。


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