沖縄・名護市長選が告示 辺野古移設巡り一騎打ち 

米軍普天間飛行場移設に向けた護岸工事が進む沖縄県名護市の辺野古沿岸部=27日午後(共同通信社機から)

 沖縄県名護市辺野古への米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設が最大の争点となる名護市長選が28日告示され、いずれも無所属で3選を目指す現職稲嶺進氏(72)=民進、共産、自由、社民、沖縄社大推薦、立民支持=と、元名護市議渡具知武豊氏(56)=自民、公明、維新推薦=の2人が立候補を届け出た。2月4日に投票、即日開票される。

 移設反対を掲げる現職に、移設推進だった新人が挑む一騎打ちの構図で、激戦が見込まれる。日米両政府が普天間の移設・返還で合意した1996年以降、市長選は6度目。容認・推進派が3回勝利した後、反対派の稲嶺氏が2度当選した。


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