5野党、沖縄・名護でそろい踏み 安倍政権追及へ共闘アピール 

沖縄県名護市での街頭演説に参加した共産党の志位委員長(中央)と自由党の小沢共同代表(右)=27日午後

 5野党の幹部らは27日、米軍普天間飛行場の辺野古移設が争点となる28日告示の同県名護市長選を前に名護市でそろい踏みした。米軍機を巡る不適切発言で松本文明内閣府副大臣が辞任した件を取り上げ、安倍政権を徹底批判。国会での追及へ向け、共闘する姿勢をアピールした。

 民進党の増子輝彦幹事長は、小学校上空での米軍ヘリ飛行問題に触れ「こんな状況は許されない」と強調。共産党の志位和夫委員長は、松本氏に関し「首相の任命責任が問われる」と訴えた。

 自由党の小沢一郎共同代表は「県民の怒りは積もっている」とした。社民党は吉田忠智党首、立憲民主党からは川内博史衆院議員が加わった。


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