2018年1月26日 12:53 | 無料公開
A香港型インフルエンザウイルスの電子顕微鏡写真(米疾病対策センター提供)
厚生労働省は26日、全国5千の定点医療機関から21日までの1週間に報告されたインフルエンザ患者数が1医療機関当たり51・93人となり、統計を取り始めた1999年以降で過去最多となったと発表した。医療機関を受診した患者数は推計で約283万人に上った。
医療機関当たり患者数は前週の26・44人から倍増し、大流行していることを示す「警報」レベルの30人を上回った。前年同時期の28・66人と比べても大幅に多い。加藤勝信厚労相は会見で「外出後の手洗いやせきエチケットなど、さまざまな予防策に努めてほしい」と訴えた。