和歌山の小5刺殺男、精神鑑定へ 控訴審初公判で実施決定 

 和歌山県紀の川市で2015年2月、小学5年の森田都史君=当時(11)=を刺殺したとして、殺人と銃刀法違反の罪に問われた中村桜洲被告(25)の控訴審初公判が23日、大阪高裁であり、和田真裁判長は被告の精神鑑定をあらためて実施することを決めた。

 裁判員裁判で審理された昨年3月の一審和歌山地裁判決は、被告が森田君に襲われるかもしれないという被害妄想の影響で心神耗弱状態だったと認定。懲役25年の求刑に対して懲役16年を言い渡し、双方が控訴した。


  • LINEで送る