米体操女子ウィーバーら被害証言 性的虐待問題で 

涙ながらにセクハラ被害について証言するロンドン五輪体操の金メダリスト、ジョーディン・ウィーバー=19日、米ミシガン州ランシング(デトロイト・ニューズ・AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米国体操協会の元チームドクターによる性的虐待問題で19日、2012年ロンドン五輪の女子団体総合金メダリストのジョーディン・ウィーバーが被害を受けていたと法廷で語った。既に被害を告白している12年ロンドン、16年リオデジャネイロの金メダリスト、アレクサンドラ・レイズマンも証言した。

 スポーツ専門局ESPNによるとウィーバーは「人生で一番きつかったことは五輪のための練習だと思っていたが、被害を受けたことが最もきつかった」と涙ながらに訴えた。レイズマンは「スポーツ界で最悪の性的虐待を犯した人間がここにいる」などと強い口調で語った。


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