インフルエンザ患者急増 1週間で171万人 

 厚生労働省は19日、全国約5千の定点医療機関から14日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数が、1医療機関当たり26・44人となり、前週の16・31人から急増したと発表した。この1週間で医療機関を受診した患者数は推計約171万人に上った。昨シーズン同時期より多い。

 今後も患者は増えると見込まれ、厚労省は「せきやくしゃみの際はハンカチや手で口を覆うなどして、感染拡大を防いでほしい」としている。

 西日本に多いのが特徴。都道府県別では宮崎県が1医療機関当たり52・83人と最も多く、全ての都道府県で前週より増加した。年齢別では、40代が約23万人で最多。


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