トランプ大統領就任1年 「米国第一」揺るがず 

18日、米ペンシルベニア州で演説するトランプ米大統領(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は20日、就任1年を迎える。オバマ前大統領の政策を次々に転換し、奔放な言動でも国内外を揺さぶった1年目。「米国第一」の追求を堅持するトランプ氏は、11月の中間選挙に向け動き始めた。足元では政府機関の閉鎖が現実味を帯び、共和党指導部との結束にも懸念が残る。逆風の吹く正念場の2年目となる。

 「より大きく、より良く、より強い米国の復活を世界に見せる」

 トランプ氏は18日、東部ペンシルベニア州で演説した。鉄鋼業などが衰退したラストベルトの一角。同州で近く行われる連邦下院補欠選挙は中間選挙の前哨戦と位置付けられている。


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