2018年1月19日 15:52 | 無料公開
18日、ワシントンでのシンポジウムに出席した米国務省のジュリー・チャン日本部長(共同)
【ワシントン共同】米国務省のジュリー・チャン日本部長は18日、従軍慰安婦問題を巡り対立を続ける日韓両国に対し「相互に信頼し合い、和解できるような前向き志向の解決策を模索するよう促している」と述べた。対日貿易赤字解消がトランプ政権の主要な優先課題だとし「米国は日本からのさらなる投資と雇用増加を求めている」と訴えた。
ワシントンのシンポジウムで語った。昨年8月の就任以降、チャン氏が公の場で米政府の立場を説明するのは初めて。
チャン氏は対日貿易赤字が700億ドル(約7兆8千億円)に上っているとし「米国は日本と公平で自由な、互恵的な関係を求めている」と強調した。