女優のセクハラ抗議「偽善的」 ブリジット・バルドーさんが批判 

ブリジット・バルドーさん(ゲッティ=共同)

 【パリ共同】フランスの女優ブリジット・バルドーさん(83)は、米映画界などで表面化したセクハラ問題への抗議が世界規模で強まる中、「一般女性はともかく、女優が言い募るのは偽善的でばかげている」と述べ、被害を告発する女優たちに批判的な意見を表明した。18日発売の写真週刊誌パリ・マッチのインタビューに答えた。

 バルドーさんはセクシー女優として1950年代から活躍。半生を振り返る長いインタビュー記事で「役を獲得するためにプロデューサーらを誘惑する女優はたくさん見た。それなのに自らをセクハラ被害者と位置付ける人が多い」などと語った。


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