自動ブレーキ思わぬ動作、25% 2千人調査、運転者の理解不足も 

 国民生活センターは18日、自動ブレーキなどの先進安全装置を搭載する車の所有者2千人を対象にした大規模なインターネットでのアンケート結果を公表した。25%(491人)が急加速、急減速など想定外の動作を経験したと回答。うち122人は、他の車や構造物にぶつかる物損事故を起こしていた。

 センターは同日、「自動ブレーキを搭載した車が思わぬ動作をした」など、先進安全装置に関する相談が2012年度以降、142件寄せられ、増加傾向にあることも発表した。

 センターの担当者は「車両の問題というより、運転者が技術的な限界を理解しないケースも少なくない」と分析している。


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