東証続落、高値から一転 一時26年ぶり2万4千円 

取引時間中としては約26年2カ月ぶりとなる、一時2万4000円を超えた日経平均株価(左)と米ダウ工業株30種平均(右)を示すボード=18日午前、東京・八重洲

 18日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落し、終値は前日比104円97銭安の2万3763円37銭だった。日米企業の好決算に対する期待から朝方は買い注文が先行して一時約26年2カ月ぶりに2万4000円を超えたが、その後は高値を警戒して利益を確定させる売りに押され、下げに転じた。

 東証株価指数(TOPIX)は13・96ポイント安の1876・86。出来高は約18億2千万株。

 市場では「平均株価への影響が大きい半導体銘柄が集中的に買われたが、他の業種の勢いが続かなかったことで売りが強まった」(大手証券)との指摘が目立った。


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