2018年1月16日 13:18 | 無料公開
DIC(東京)は、「DIC川村記念美術館」(千葉県佐倉市)が収蔵していた、重要文化財に指定されている長谷川等伯の「烏鷺図屏風」を16日までに売却したことを明らかにした。売却先や金額などは非公表としている。 今回の売却は「抽象表現主義とそれに続く世代の作品をコレクションの中心と捉え、それをさらに充実させる」という新たな収集方針に基づいた。引き続き、約20点の日本画の売却を進めているという。 同美術館は1990年に設立。米国の画家マーク・ロスコの「シーグラム壁画」など現代美術の世界的なコレクションで知られている。