谷垣前幹事長、首相との面会調整 グループ顧問は続投 

 自転車事故で昨年10月の衆院選に出馬しなかった自民党の谷垣禎一前幹事長が、早ければ今春にも安倍晋三首相や党幹部らと面会し、けがからの回復を報告する方向で調整していることが分かった。自身を中心とした政策グループ「有隣会」の顧問も続投し、活動を支える方針だ。関係者が14日、明らかにした。

 谷垣氏は幹事長だった2016年7月、趣味のサイクリング中に転倒して頸髄を損傷、病院でリハビリを続けてきた。その途上だった昨年の衆院解散を機に、後進に道を譲るとして衆院議員を引退した。

 負傷後は公の場に姿を見せていないが、関係者によると、退院して機能回復の訓練を続けている。


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