チェコ大統領選、現職に逆風か 26~27日に決選投票へ 

 【ウィーン共同】チェコ大統領選は13日、開票が終了し、再選を目指す現職のミロシュ・ゼマン氏(73)が38・56%を得票し首位となった。当選には過半数の得票が必要で、26・60%を得たチェコ科学アカデミー元総裁のイジー・ドラホシュ氏(68)との上位2候補による決選投票が26~27日に行われることになった。

 大統領には政策的に大きな権限はないが、ゼマン氏はロシアや中国寄りの姿勢や欧州連合(EU)に反発する発言などで物議を醸してきた。都市部の知識層などの反発がゼマン氏に逆風となっており、決選投票はドラホシュ氏に有利との見方が出ている。


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