太陽光事業者の倒産35%増 17年、過去最多88件に 

 東京商工リサーチは12日、2017年の太陽光発電関連事業者の倒産件数が前年比35・4%増の88件だったと発表した。00年に調査を始めて以降、最も多かった16年の65件を上回った。17年1~9月末時点で超えていた。国の再生可能エネルギー政策の見直しで固定買い取り価格が引き下げられ、事業環境が厳しくなった。

 倒産した企業の負債総額も285億1700万円となり、最大だった16年の242億4100万円を超えた。

 経済産業省は、太陽光発電の買い取り価格の引き下げを続けている。


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