アラバマの工場新設、正式発表 トヨタとマツダ、1800億投資 

トヨタ完成車工場の所在地

 【ニューヨーク共同】トヨタ自動車とマツダは10日、米南部アラバマ州ハンツビルに共同で工場を新設すると正式発表した。両社の投資額は計約16億ドル(約1800億円)。2021年の稼働を目指し、4千人規模を雇用する見通しだ。

 トヨタの豊田章男社長とマツダの小飼雅道社長が同州で記者会見した。

 マツダは12年ごろに米国での生産から撤退しており、米国での生産は約9年ぶりとなる。

 トヨタにとっては米国で11カ所目の生産拠点となり、完成車工場としては5カ所目となる。アラバマ州には既にエンジン工場があり、近隣に部品メーカーが集積していることなどを考慮したもようだ。


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