二階氏、首脳交流実現要請 習主席は具体的回答回避 

 【北京共同】北京を訪問中の自民党の二階俊博、公明党の井上義久両幹事長は28日午後、習近平国家主席と人民大会堂で面会した。来年の日中平和友好条約締結40周年に向け、首脳間交流を実現したいとして来年の習氏の日本訪問を要請した。二階氏は「来年、習主席の来日をお待ちしている」と述べたが、習氏は具体的な返答を回避した。

 二階氏が習氏と会うのは5月以来となる。面会は約20分間、立ったままで行われた。

 新華社電によると、習氏は面会で「双方が政党間交流を強化し、中日関係の改善と発展のために主導的な役割を果たすことを希望する」と表明した。


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