2017年12月25日 18:35 | 無料公開
新潟県の東京電力柏崎刈羽原発6号機(右)と7号機
原子力規制委員会は25日、東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の安全対策が新規制基準に適合していると認める「審査書」について、27日の定例会合で議論すると明らかにした。正式決定され、審査合格となる見通し。東電福島第1原発事故で強化された新基準に基づく審査に合格した原発は7原発14基となる。
ただ、新潟県の米山隆一知事は、地元同意の判断には「3~4年かかる」と慎重な姿勢で、早期の再稼働は見通せない。
審査を巡っては、第1原発事故を起こした東電に原発を再び動かす適格性があるかが焦点になった。