2017年12月21日 20:23 | 無料公開
群馬県榛東村議会で取材に応じる南千晴議長=21日午後
群馬県榛東村議会の南千晴議長(37)は21日までに、自身が妊娠4カ月と公表した上で、来年6月予定の出産後も子育てと議長職の両立を目指す考えを明らかにした。
南氏は今年4月の村議選で4回目の当選を果たし、議長に就任した後、5月に結婚。12月13日の定例議会後に妊娠を公表し「議長の職責を全うできるように頑張っていきたい」と述べた。
議会の規則では出産を理由にした欠席は認められているが、育児については明文化されていない。南氏は体調をみながら公務を続け、出産前後に休暇を取って復帰する意向を示した。
「女性や若者らが議会に参加できる環境づくりが重要」と話している。