岸和田市長が辞職願提出 現金提供問題、出直し選に出馬へ 

大阪府岸和田市の信貴芳則市長

 大阪府岸和田市の信貴芳則市長(56)が21日、2013年の市長選前に自民党の推薦を得るため党関係者に現金200万円を渡した問題を受け、市議会議長に辞職願を提出した。出直し市長選に出馬する。信貴市長は市役所内で「あらためて市民の皆さまに信を問いたい」と報道陣に述べた。

 次の市長選は公職選挙法の規定で、辞職が市選挙管理委員会に通知された翌日から50日以内に実施される。26日に開かれる市議会本会議で、信貴市長への不信任決議が賛成多数で可決される公算が大きくなっていた。

 信貴市長は13年10月、自民党関係者に200万円を預けた。


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