中国軍機が日韓防空圏進入 東シナ海、緊急発進 

 【ソウル、北京共同】韓国軍合同参謀本部は18日、東シナ海で中国と管轄権を争う暗礁、離於島(中国名・蘇岩礁)付近の日韓両国の防空識別圏内に中国軍機5機が入ったと発表した。韓国空軍は戦闘機を緊急発進(スクランブル)させた。

 一方、中国空軍は18日、H6爆撃機などが長崎県沖の対馬海峡上空を日本海に向けて飛行する訓練を実施したと発表した。「外国軍機の妨害に対応した」としており、韓国空軍のほかに日本の自衛隊機もスクランブルした可能性がある。

 離於島付近では、日中韓3カ国の防空識別圏が重なっている。


  • LINEで送る