大戸屋、年末年始の休業店増やす 働き方改革推進 

記者会見する大戸屋ホールディングスの窪田健一社長=18日午後、東京都中央区

 「大戸屋 ごはん処」を展開する外食大手の大戸屋ホールディングスは18日、大みそかと元旦に休業する店舗を増やす方針を明らかにした。人手不足を背景に、働き方改革を推進する。

 今年の大みそかと来年元日に休業する直営店舗を約150店中、80店に増やす。前期は大みそかにほとんどの店舗が営業し、元日は約40店が休業していた。

 同社はこの日、顧客と従業員の健康に焦点を合わせた事業戦略を公表した。東京都内で記者会見した窪田健一社長は年末年始の営業について「無理をして働き手を集めるよりも、従業員にも健康であってほしい」と述べた。


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