平昌冬季五輪で国章の使用も禁止 IOCがロシア競技団体に伝達 

ソチ冬季五輪のアイスホッケー男子の試合でプレーするロシア選手。ユニホームに国章「双頭のワシ」が描かれている=2014年2月(タス=共同)

 【モスクワ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は17日までに、国ぐるみのドーピング問題で来年2月の平昌冬季五輪への選手団派遣を禁止したロシアの冬季競技団体に対し、ユニホームで国章の使用を認めないなど順守すべき原則を通達した。ロシア通信が報じた。潔白を証明した同国選手は個人資格での五輪参加が認められているが国旗、国歌は使用できない。

 ロシア通信が入手した文書によると、ロシアの国章「双頭のワシ」の代わりには五輪マークを使わねばならないとし、ロシアと特定されるあらゆるシンボルの使用も禁止する。


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