日韓外相が19日に会談へ 北朝鮮対応や慰安婦問題テーマに 

韓国の康京和外相=2017年8月(ロイター=共同)

 外務省は17日、韓国の康京和外相が19日に日本を訪問し、河野太郎外相と会談すると発表した。20日までの滞在。核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対応や、従軍慰安婦問題を巡る2015年の日韓合意などについて意見交換する。康氏は外相就任後、初めての来日で、安倍晋三首相と面会する可能性もある。

 5月に発足した文在寅政権は日韓合意について「国民が受け入れられない」との姿勢を示している。韓国外務省の作業部会は今月末にも日韓合意の成立過程を検証した結果を公表する方針。ただ、日本政府は合意の履行を強く求める立場を崩しておらず、双方の立場には隔たりがある。


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