プーチン氏、無所属で出馬 大統領選、広範な支持獲得狙う 

 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領(65)は14日、年末恒例の大規模記者会見を開き、来年3月の大統領選で特定政党の候補としてでなく、無所属で立候補する方針を表明した。支持基盤の与党「統一ロシア」にとどまらない広範な支持獲得を目指す考えを明らかにした。会見はテレビで生中継され、有権者に実績をアピールする絶好の機会となった。

 プーチン氏は、30年前に旧ソ連が米国と結んだ中距離核戦力(INF)廃棄条約について、米国が情報戦を仕掛け、事実上離脱したとして批判。ロシアは軍拡競争には加わらず、軍事力の強化を図ると主張した。


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