2017年12月14日 17:49 | 無料公開
小惑星りゅうぐうに近づく探査機「はやぶさ2」の想像図(池下章裕さん提供)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日、小惑星探査機「はやぶさ2」が打ち上げから3年間で27億キロを順調に飛行し、目指す小惑星りゅうぐうまでの距離が600万キロを切ったと発表した。来年1月から6月上旬まで最終段階となるエンジン噴射を続け、6月下旬に上空20キロまで接近する予定だ。
エンジン噴射が計画通りに進まないと、りゅうぐうへの到着が遅れたり、たどり着けなくなったりする可能性がある。りゅうぐうには3回着陸して岩石を採取する計画で、順調なら10月下旬に1回目を試みる。