青森、秋田の海岸に5遺体 北朝鮮からの木造船か2隻漂着 

秋田市の海岸に漂着した木造船=13日(秋田海上保安部提供)

 秋田市新屋町の雄物川河口付近の砂浜に木造船2隻が漂着しており、船内から計4人の遺体が見つかったことが14日、秋田海上保安部への取材で分かった。船底が平らなことなどから北朝鮮の船とみられる。青森県深浦町の海岸でも身元不明の遺体が見つかり、計5遺体となった。

 秋田海保によると、13日午後1時半ごろ、沿岸警戒中の航空機が漂着している2隻を確認。14日に秋田県警と合同で調査し、河口から北に約700メートルの砂浜にあった船から3遺体、さらに約300メートル北にあった1隻で1遺体を見つけた。2隻とも転覆した状態で打ち上げられ、4遺体とも一部白骨化していた。


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