2017年12月14日 11:55 | 無料公開
汚職事件で事前収賄などの罪に問われ、最高裁が上告を棄却した岐阜県美濃加茂市長の藤井浩人被告(33)は14日、副市長を通じ市議会議長に辞職願を提出し、市議会本会議で、全会一致で同意された。同日いっぱいで辞職する。 藤井被告は13日の記者会見で「市政を停滞させないよう退くのが私の最後の役目」と述べ、失職前に辞職すると表明していた。 同時に「冤罪だ」と重ねて無実を強調。異議を申し立てるほか、再審請求なども検討していると明らかにした。 市選挙管理委員会に辞職が通知された翌日から50日以内に市長選が実施されるが、藤井被告は立候補できない。