米法人税率21%に下げへ 共和党指導部が大筋合意 

13日、米ホワイトハウスで税制改革について語るトランプ大統領=ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は13日、ホワイトハウスで演説し、政権が掲げる税制改革を巡り、与党共和党の議会の上下両院指導部が法案の最終案で大筋合意したと明らかにした。米メディアによると、柱となる法人税減税について、税率を現行の35%から21%に引き下げる見通し。トランプ大統領が目指す年内の法案成立に向け大きく前進する。

 最終案は15日にも正式に発表され、早ければ週明けにも上下両院で採決にかけられる見通しとなった。

 法人税と所得税の減税を目玉とする改革はトランプ大統領が就任前から公言してきた最重要課題の一つ。


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