被爆者ら「感動と感激もらった」 平和賞・オスロから帰国 

ノルウェー・オスロから帰国し、記者会見する斎藤政一さん(左端)ら被爆者=13日午後、成田空港

 非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のノーベル平和賞授賞式に合わせ、ノルウェー・オスロを訪問していた広島、長崎の被爆者ら約30人が13日、帰国した。うち被爆者6人が成田空港で記者会見し「感動と感激をもらった」と興奮した面持ちで語った。

 被爆者20人を含む一行はICANの主要運営団体、NGOピースボートのツアーに参加。最高齢の斎藤政一さん(93)=岩手県花巻市=は「ICANの活動によって、全世界の人に核廃絶の重大性を認識してもらえた」と涙ながらに話した。


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