森友保育園の認可取り消し 大阪市の吉村市長が表明 

 大阪市の吉村洋文市長は13日、運営に必要な保育士を確保できないとして6カ月間の事業停止命令を出している学校法人「森友学園」系列の「高等森友学園保育園」(同市淀川区)の認可を取り消すと発表した。同日保育園に実施した聴聞で事業の継続計画が示されず、改善がみられないと判断した。

 同保育園は前学園理事長の籠池泰典被告=詐欺罪などで起訴=が代表を務める社会福祉法人が運営。市によると、聴聞には法人側の代理人弁護士が出席し、約1時間、市の担当者とやりとりした。弁護士は「資料が地検に押収され、聴聞の準備ができていない」などと話したという。


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