2017年12月13日 19:10 | 無料公開
国土交通省は13日、北海道新幹線の青函トンネル区間での最高速度を、2019年春にも160キロに引き上げることを決めた。18年度に実施する試験走行で安全性が確認されることが条件。実現すれば、現在は最短で4時間2分の東京―新函館北斗の所要時間は約3分短縮され、3時間59分になる見込み。 北海道新幹線は青函トンネル区間を貨物列車と共用しているが、すれ違う際に起きる風圧でコンテナが荷崩れする恐れがあるため、在来線特急並みの140キロに減速して走行している。 試験走行では、高速走行でのすれ違いが、コンテナや車両に与える影響を調べる。