永世七冠の羽生氏「感慨深い」 日本記者クラブで会見 

 将棋界史上初の「永世七冠」を達成し、国民栄誉賞の授与が検討されている羽生善治氏(47)が13日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見し「30年以上にわたって棋士生活を送り、大きな地点にたどり着くことができた。感慨深く思っています」と述べた。

 将棋界初の国民栄誉賞となることには「将棋が幅広い人に楽しんでもらえるものであり続けられるよう、これからも頑張っていかなければならない」と決意を語った。

 同時に国民栄誉賞が検討されている囲碁の井山裕太氏について「全冠制覇を2回されて、まさに新記録を塗り替え続けている。非常に素晴らしい棋士だと思う」と話した。


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