パリ協定、先進技術で日本は貢献 河野外相が首脳級会議で演説 

 【パリ共同】河野太郎外相は12日午前(日本時間同日夕)、パリ郊外で開かれた首脳級会議「ワン・プラネット・サミット」で演説し、地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」の推進に向け、先進技術に関する分野で日本が貢献していく考えを表明した。

 同時に、温暖化の影響を受けやすい途上国を支援する「緑の気候基金」の主要拠出国として、協力を拡大すると明言。2018年中に日本で途上国の温暖化対策に関する国際会議を開催すると明らかにした。

 温暖化対策を巡っては、20年の東京五輪・パラリンピックを水素社会実現に向けた機会にしたいとの考えを示した。


  • LINEで送る