2017年12月12日 18:05 | 無料公開
スーパーコンピューター開発会社「ペジーコンピューティング」(東京)の社長らが助成金を巡る詐欺容疑で逮捕された事件に絡み、林芳正文部科学相は12日、文科省所管法人の科学技術振興機構(JST)が、これまで同社の関連会社に開発委託費として52億円を融資したと明らかにした。 林氏は「開発は着実に進展していると評価されていた。今後、JSTが会社にヒアリングし、対応を検討する」と述べた。融資した全額に担保が付いているという。JSTは「不正な申請との認識はないが、詳しく調べる」としている。 JSTによると、融資を受けたのは「エクサスケーラー」(東京)。