保育園の落下物、改めて全否定 米海兵隊、防衛省に回答 

 沖縄県宜野湾市の保育園の屋根に、円筒状の物体が落下していたトラブルで、防衛省の中嶋浩一郎沖縄防衛局長は11日、県や市の首長らを訪ね、飛行中の米軍機からの落下を在沖縄米海兵隊が改めて全面否定していることを説明した。

 中嶋局長によると、海兵隊は落下物を、米軍大型輸送ヘリコプターCH53の部品で、回転翼の損傷を検知する装置を保護するカバーと説明。上空から落ちたとされる時間帯に、保育園近くの米軍普天間飛行場を離陸したCH53については「保護カバー7個、全て離陸前に取り外した。袋で保管しているのも確認した」と回答した。


  • LINEで送る