新型ウイルスに注意呼び掛ける ドリームボット、被害増で警察庁 

 警察庁は11日、「DreamBot(ドリームボット)」と呼ばれる新型ウイルスにより、インターネットバンキング利用者がIDやパスワード、口座番号を不正に盗み取られる被害が急増しているとし、注意を呼び掛けた。7~9月は1カ月に20件程度だったが、10~11月は70件程度まで増え、12月も増加傾向が続いている。

 DreamBotは、利用者が感染したパソコンでネットバンキングのサイトにアクセスすると、「ワンタイムパスワード」を要求する偽の画面が表示される。そこへ実際に入力をすると、自動的に正規の口座から別の口座に不正送金される仕組みとなっている。


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