景況感、2四半期連続で上昇 10~12月期の大企業 

 財務省と内閣府が11日発表した10~12月期の法人企業景気予測調査は、大企業の全産業の景況判断指数(BSI)がプラス6・2と、2四半期連続で上昇となった。ただ、前回調査時に見込んでいた7・5は下回った。

 見通しは、2018年1~3月期がプラス5・2、同4~6月期がプラス0・5だった。

 17年10~12月期の中堅企業のBSIは全産業でプラス5・3、中小企業はマイナス2・3となり、いずれも前回調査時の見込みを下回った。

 BSIは景況感が上昇したとみる企業の割合から下降したとする企業の割合を差し引いた指数。調査時点は11月15日で、約1万3千社が回答した。


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