トルコ大統領、イスラエルを批判 演説で「テロ国家」と発言 

 【イスタンブール共同】トルコのエルドアン大統領は10日、トルコ中部シワスでの演説でイスラエルを「テロ国家」と呼び、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことへの抗議を強めた。アナトリア通信などが伝えた。

 エルドアン氏は「パレスチナは犠牲者」とし「イスラエルは占領国家、テロ国家だ」と発言。トランプ氏の決定は「無効だ」と強調した。

 イスラム色の強いエルドアン氏は、エルサレムの地位変更は「レッドライン(越えてはならない一線)」だと強く反発。5日には、イスラエルとの外交関係断絶を検討すると語った。


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