けがの羽生、氷上練習再開できず 五輪代表選考会出場へ暗雲 

羽生結弦

 フィギュアスケートの2014年ソチ冬季五輪王者で、11月9日に練習で右足関節外側靱帯を損傷した羽生結弦が氷上練習を再開できていないと10日、日本スケート連盟の小林芳子強化部長が明らかにした。羽生は強化拠点であるカナダのトロントで療養しており、平昌五輪代表最終選考会の全日本選手権(21~24日)出場に暗雲が垂れ込めた。

 羽生は全日本欠場となっても世界ランキング1位などの実績があり、選考基準で代表入りが確実。小林強化部長によると、羽生は「だいぶ良くなりましたが、まだ痛みがあるため、氷上練習はできていません。治療とリハビリを頑張っています」と話しているという。


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