金正恩氏、核戦力完成を強調 白頭山に登頂 

北朝鮮最高峰の白頭山に登頂した金正恩朝鮮労働党委員長。朝鮮中央通信が9日配信した(朝鮮通信=共同)

 【北京共同】朝鮮中央通信は9日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が中国との国境にある北朝鮮最高峰の白頭山に登頂したと報じた。日時は伝えていない。金氏は山頂に立ち「国家核戦力完成の歴史的大業を実現してきた激動の日々を感慨深く振り返った」という。

 白頭山は標高約2750メートル。故金日成主席による抗日活動の根拠地で、北朝鮮では革命の聖地とされる。新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」発射実験の成功を「核戦力完成」の節目として改めて印象付ける狙いがありそうだ。

 金氏は、白頭山の麓にある両江道三池淵郡で整備が進められている宿泊施設や駅なども視察した。


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