核禁止条約に新たに3カ国が署名 国連本部で式典 

ニューヨークの国連本部で、核兵器禁止条約に署名するジャマイカのラトレイ国連大使=8日(共同)

 【ニューヨーク共同】ニューヨークの国連本部で8日、核兵器禁止条約に新たに3カ国が署名する式典が開かれた。条約採択への貢献で、ノーベル平和賞を受賞する非政府組織「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の関係者も立ち会った。現在までに署名した国・地域は56となった。

 署名したジャマイカのラトレイ国連大使は、数年前に広島を訪問して被爆者の話を聞いたという。大使は「この条約は(核兵器の使用を)もう二度としないという私たちの決意だ」と強調。カリブ海の島国セントビンセント・グレナディーンのキング国連大使は「署名することを誇りに思う」と述べた。もう1カ国はナミビア。


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