2017年12月9日 10:36 | 無料公開
【ワシントン共同】米ホワイトハウスは8日、トランプ政権の中東政策に関わってきたパウエル大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)が年明けに辞任すると明らかにした。政権ではティラーソン国務長官更迭の観測が強まっているほか、複数の高官が辞任を検討中とされ、政権発足1年を迎える1月20日前後に高官が相次ぎ入れ替わるとの見方もある。 サンダース大統領報道官は8日、パウエル氏は以前から1年間だけ務める予定だったと説明し「今後もパウエル氏は大統領を支え、中東政策に取り組む」と述べた。トランプ氏がエルサレムをイスラエルの首都と認定する発表をしたことと辞任との関係は不明。