岸和田市長の不信任決議案提出へ 現金提供問題で市議会、大阪 

 大阪府岸和田市議会は7日、臨時の会派幹事長会議を開き、2013年の市長選で自民党の推薦を得るため党関係者に現金200万円を渡した信貴芳則市長への不信任決議案を提出することを確認した。15日から始まる市議会本会議で審議される見通し。

 不信任決議案は、議員数の3分の2以上が出席した本会議で4分の3以上が賛成すれば成立する。成立した場合、市長は10日以内に議会を解散するか、解散しなければ自動的に失職する。

 200万円を受け取った党関係者は党大阪府第18選挙区支部長の神谷昇衆院議員に渡したと証言したが、神谷氏は受け取りを否定している。


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