2017年12月6日 21:50 | 無料公開
【ジュネーブ共同】世界知的所有権機関(WIPO)が6日発表した2016年の世界の知的所有権統計で、特許出願の受け付け国・地域当局別件数は中国が前年比21・5%増の134万件となり、6年連続の首位となった。2位は米国で2・7%増の61万件、日本は0・1%減の32万件で3位。韓国が2・3%減の21万件で続いた。 世界全体の特許出願件数は8・3%増の313万件となり、過去最高を更新した。WIPOは「ここ10年間にわたる知的所有権の需要の高まりを示している」と指摘し、大幅増が続く中国が全体の伸びをけん引しているとした。