森友再生案、大阪市は同意へ 弁済金確保を重視 

 学校法人「森友学園」(大阪市)の民事再生手続きをめぐり、大阪市議会教育こども委員会は6日、学園が大阪地裁に提出した再生計画案に同意する議案を全会一致で可決した。12日の本会議で可決、成立する見通し。府は計画案に不同意の方針を示している。

 障害などで支援が必要な「要支援児」の受け入れ補助金約435万円を市が債権として保有し、計画案ではうち約32万円を学園が弁済。市は計画案が認可されずに学園が破産した場合、債権回収の見込みが立たない一方、認可されれば弁済金を確実に確保できると判断した。


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