エルサレム認定「深刻な脅威」 米大使館移転でアラブ連盟 

 【カイロ共同】トランプ米大統領が在イスラエル米大使館を商都テルアビブからエルサレムに移す考えを示していることに対し、アラブ連盟(21カ国と1機構)は5日「エルサレムを首都と認めることは、地域と世界の平和や安定への深刻な脅威になる」との声明を出した。中東通信が伝えた。

 アラブ連盟は5日、パレスチナ自治政府の要請に基づき、エジプトの首都カイロで緊急会合を開催。米国に「中立的な役割」を果たし続けるよう要求した。


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