2017年12月2日 17:30 | 無料公開
愛媛県立とべ動物園で開かれたホッキョクグマ「ピース」の誕生会=2日午後、愛媛県砥部町
国内で初めて人工保育された雌のホッキョクグマ「ピース」が2日、18歳になり、愛媛県砥部町の県立とべ動物園で誕生会が開かれた。約400人のファンがバースデーソングで祝った。
ピースは、北海道から取り寄せた雪や好物のリンゴなどの果物を飾った氷のケーキにかじりつき、来園者は呼び掛けたり、写真を撮ったりしていた。
「育ての親」として知られる飼育員高市敦広さん(47)は「ピースと同じ年に生まれた人は、受験生になっているかも。桜が咲きますように」とエールを送った。
同町の小学2年八幡寿来君(8)は「白くてかわいかった。ケーキが氷でできていてびっくり」と笑顔だった。