防災に役立つ最新技術紹介、仙台 企業や研究者 

仙台市とNTTドコモが発表した、災害現場で直接避難を呼び掛ける広報用ドローン=26日、仙台市

 仙台市で開催されている世界防災フォーラムは27日、民間企業や研究者が情報通信技術(ICT)などを生かした最新の防災技術を発表した。実用化すれば効果を発揮しそうなものも多く、災害現場は将来、大きく変化しそうだ。

 東日本大震災の津波で大きな被害が出た仙台市とNTTドコモが発表しのは、災害現場での小型無人機ドローンの活用。カメラとスピーカーを搭載し、津波から逃げ遅れた人の姿を捉えて直接避難を呼び掛ける広報用ドローンは、昨年から被災地の砂浜での実証実験や、実用化に向けた検証を続けている。


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